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古代ギリシャの将軍クセノフォンや
ペルシャのクセルクセス王は兵士や
民衆の健康維持を考え、クレソンを食
べることを命じたとされています。 |
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中国では「西洋菜干」という生薬名を
つけ、様々な形で、健康維持に使われ、
今なお伝承され続けています。 |
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アメリカ・インディアンは、さらさら
とした体内の流れ(浄化剤)として使
っていたとされています。また、医学
の祖と言われる、ヒポクラテスは紀元
前400年コス島に病院を建てた時、ク
レソンを育てて使っていたとされて
います。 |
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クレソンとは?
何?
湧水が清流で育まれ、先人の知恵を伝承した、クレソンはヨーロッパ原産のアブラナ科の植物です。クレソンはフランス名で、和名はオランダガラシまたはミズガラシなどと呼ばれています。日本には明治時代に、西洋料理とともに伝わり、肉料理のツマにする高級野菜として使われてきました。クレソンの学名は、ナスタチューム・オフェチナーリスといい、その語源には「薬効がある」という意味があります。フランスでは、別名サンテ・デュ・コール(健康草)と呼ばれ、ビタミンA・C・E・や葉_などのビタミン類、カリウム、鉄などのミネラル類を多く含み、その独特のハート型をした葉やピリッとした後味の辛さと青い香気が食欲をそそり世界各地でスープやサラダといった様々な調理法で愛され続けてきました。 |
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